植村直己冒険館へ行ってみた

小船が好き

2019年06月02日 20:57

今日は小船ネタでは無いです。

以前から行って見たかった、植村直己さんの冒険館へ行ってきました。
自宅からはバイクで2時間くらい。
兵庫県の北の方、豊岡市にあります。

綺麗な森の中に佇む美しい建物です。






クレバスを模した入り口だそう。
凛とした厳かな雰囲気を感じます。







最初に16分のビデオ上映。
植村直己さんの歩みを紹介するものでした。
今と違って映像は荒いものでしたが、そんなことはどうでもよいと思える内容でした。
改めて凄いのに、優しい人だったんだな・・と感銘。



そして展示品がある館内に・・・







見たかった犬ぞり。
釘は使わずに柔構造の様です。
当たり前ですが、どれも実物です。





いろんな展示品があり、みな興味深い。
無線機のシールに書かれた一言。





汚れた上着は生々しくて、苦難の跡が伺えます。





消息を絶ったアラスカ・マッキンリーで後日見つかった遺品。
私は24年前にアラスカ・デナリ国立公園に行ったことがあります。
夏でしたが、「この近くに植村直己さんがいたんだ・・・」と思ったことを思い出しました。

石に小さく、奥さんの名前が書かれていますね。。。





写真には撮りませんでしたが、植村直己さんが読んでた本、現地で集めた押し花、冒険先からの葉書、生前の言葉を書きとめたパネルなどが展示されていました。

生前の言葉を読むと、他人の評価などはどうでもよくて、誰も成し遂げていないことに全力で挑戦すること・その価値を述べていた様に思います。
これを読むと、今の自分のだらしない生活が恥ずかしくなりました。
もっとちゃんとしよう・・・


一時間半ほど見学して帰路につきました。
小規模ですが、わたしには感銘深い展示が多い冒険館でした。






おしまい。


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