植村直己冒険館へ行ってみた
今日は小船ネタでは無いです。
以前から行って見たかった、植村直己さんの冒険館へ行ってきました。
自宅からはバイクで2時間くらい。
兵庫県の北の方、豊岡市にあります。
綺麗な森の中に佇む美しい建物です。
クレバスを模した入り口だそう。
凛とした厳かな雰囲気を感じます。
最初に16分のビデオ上映。
植村直己さんの歩みを紹介するものでした。
今と違って映像は荒いものでしたが、そんなことはどうでもよいと思える内容でした。
改めて凄いのに、優しい人だったんだな・・と感銘。
そして展示品がある館内に・・・
見たかった犬ぞり。
釘は使わずに柔構造の様です。
当たり前ですが、どれも実物です。
いろんな展示品があり、みな興味深い。
無線機のシールに書かれた一言。
汚れた上着は生々しくて、苦難の跡が伺えます。
消息を絶ったアラスカ・マッキンリーで後日見つかった遺品。
私は24年前にアラスカ・デナリ国立公園に行ったことがあります。
夏でしたが、「この近くに植村直己さんがいたんだ・・・」と思ったことを思い出しました。
石に小さく、奥さんの名前が書かれていますね。。。
写真には撮りませんでしたが、植村直己さんが読んでた本、現地で集めた押し花、冒険先からの葉書、生前の言葉を書きとめたパネルなどが展示されていました。
生前の言葉を読むと、他人の評価などはどうでもよくて、誰も成し遂げていないことに全力で挑戦すること・その価値を述べていた様に思います。
これを読むと、今の自分のだらしない生活が恥ずかしくなりました。
もっとちゃんとしよう・・・
一時間半ほど見学して帰路につきました。
小規模ですが、わたしには感銘深い展示が多い冒険館でした。
おしまい。
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