2018年01月20日
アウトリガー再び
イギリスののメーカー、 Solway Dory という会社さんのサイトを見ています。
いわゆる、オープンデッキのカヌーにセーリング・リグをつけた船を多く作っており、アクアミューズのヨーロッパ版みたいな感じでしょうか。
そこで、以下のようなアウトリガー付きの船の写真が出ていました。
(今回の写真は、みんな Solway Dory さんのHPから引用させていただきました)



以前、お友達のたくちゃんがアクアミューズ用に自作されていたものと、似た感じの物です。
あまり大きすぎもなく、小さ過ぎもなく、程よい感じと思います。
形も美しく、これならアクア号にも似合うんじゃないかな・・・?
Solwly Dory さんのウェブでの説明を読むと、概ね以下のようなことが書かれています。
1。 そもそもは初心者向けに開発した。
2。 でもアドバンスのセーラーにとっても、よりチャレンジングな状況で安全マージンを増してセーリングが可能になる。
3。 通常のセーリングではアマは空中で抵抗にならない。
4。 アマが空中にある場合でも、その慣性モーメントが増すことで、突風などを受けた場合にセーラが反応するまでの時間余裕が出る。
5。 アマの長さは約 4ft(1.2m), 幅はその1/10。 上に沿ったアカは約. 8ft (1.2m)。 色々試したけど、この大きさが適当。
6。 これより大きくなるとアカは二本必要で、乗船位置に邪魔になる。漕ぐのにも邪魔。また、大きすぎると、沈した時に起こしにくい。
7。 6〜7ノットまでの速度では、アマが殆ど水中に沈む場合でもアマの抵抗は殆ど問題にならない。
8。 万一沈して艇が裏返った場合でも、セーラーが片方のアマの上に乗って体重をかけて、反対側のガンネルから紐を引っ張って艇を起こすことができる。
9。 艇が起きてしまえば、艇への再乗艇はガンネルを水面付近まで下げることが出来るので、非常に容易になる。
うーん、なんだかいい感じではないでしょうか?
通常のセーリングでは両方のアマを空中に浮かせてのセーリングになる筈なので、クリーンな状態からの乗り味は損なわれない見たい。
しかも、やじろべいみたいな効果で、アマが空中にある状態でもロール方向の安定性も増すみたいです。


何も付けずに、シンプルで乗るのもいいと思います。
アクアミューズはとても良くできた船で、練習で沈させても、横転した状態でガンネル部分は殆ど水面下には沈まず、ダガーボードに体重かけて引き下げると、艇は簡単に起きてきます。再乗艇は体を一気に引き上げるのに勢いがいりますが、体力がちゃんと残っていればそう難しくはないです。
それでも、沖に出る場面を考えると、沈などは、そもそもしたくないのです。また、体力が失われた極限の状態なら、再乗艇が上手くいくか100%の自信は持てません。
多少荷物は増えても、安全マージンを増すことができ、この様な小型アウトリガーは私には魅力があります。
ちょっと本気でこういう物の導入を考えてます。
いわゆる、オープンデッキのカヌーにセーリング・リグをつけた船を多く作っており、アクアミューズのヨーロッパ版みたいな感じでしょうか。
そこで、以下のようなアウトリガー付きの船の写真が出ていました。
(今回の写真は、みんな Solway Dory さんのHPから引用させていただきました)



以前、お友達のたくちゃんがアクアミューズ用に自作されていたものと、似た感じの物です。
あまり大きすぎもなく、小さ過ぎもなく、程よい感じと思います。
形も美しく、これならアクア号にも似合うんじゃないかな・・・?
Solwly Dory さんのウェブでの説明を読むと、概ね以下のようなことが書かれています。
1。 そもそもは初心者向けに開発した。
2。 でもアドバンスのセーラーにとっても、よりチャレンジングな状況で安全マージンを増してセーリングが可能になる。
3。 通常のセーリングではアマは空中で抵抗にならない。
4。 アマが空中にある場合でも、その慣性モーメントが増すことで、突風などを受けた場合にセーラが反応するまでの時間余裕が出る。
5。 アマの長さは約 4ft(1.2m), 幅はその1/10。 上に沿ったアカは約. 8ft (1.2m)。 色々試したけど、この大きさが適当。
6。 これより大きくなるとアカは二本必要で、乗船位置に邪魔になる。漕ぐのにも邪魔。また、大きすぎると、沈した時に起こしにくい。
7。 6〜7ノットまでの速度では、アマが殆ど水中に沈む場合でもアマの抵抗は殆ど問題にならない。
8。 万一沈して艇が裏返った場合でも、セーラーが片方のアマの上に乗って体重をかけて、反対側のガンネルから紐を引っ張って艇を起こすことができる。
9。 艇が起きてしまえば、艇への再乗艇はガンネルを水面付近まで下げることが出来るので、非常に容易になる。
うーん、なんだかいい感じではないでしょうか?
通常のセーリングでは両方のアマを空中に浮かせてのセーリングになる筈なので、クリーンな状態からの乗り味は損なわれない見たい。
しかも、やじろべいみたいな効果で、アマが空中にある状態でもロール方向の安定性も増すみたいです。


何も付けずに、シンプルで乗るのもいいと思います。
アクアミューズはとても良くできた船で、練習で沈させても、横転した状態でガンネル部分は殆ど水面下には沈まず、ダガーボードに体重かけて引き下げると、艇は簡単に起きてきます。再乗艇は体を一気に引き上げるのに勢いがいりますが、体力がちゃんと残っていればそう難しくはないです。
それでも、沖に出る場面を考えると、沈などは、そもそもしたくないのです。また、体力が失われた極限の状態なら、再乗艇が上手くいくか100%の自信は持てません。
多少荷物は増えても、安全マージンを増すことができ、この様な小型アウトリガーは私には魅力があります。
ちょっと本気でこういう物の導入を考えてます。