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Posted by naturum at

2019年03月25日

ミラージュドライブ付き自作ファルトボート

前回の記事にコメントいただいたmmさん、自作でファルトボートにミラージュドライブを装着されたとのことです。

凄く興味があったので、船の写真や自作の様子を教えていただきました。
mm さんから許可を頂いたので、ここに紹介させて頂きます。

まず全景。




そして水上を進んでいる風景。





以下 mm さんの説明を抜粋させて頂きます。

私からの質問ー1 ) 元の船は何ですか?

mm さん回答ー1)

元になった船はノーティレイのレイドⅡの二人艇です。
一人乗り時の着座位置も有りそこを基準にドライブ位置を決めました。
コーミングに干渉しないギリギリ前の位置です。

リブやコーミングは付属しない状態で中古購入したので制作しています。
とりあえず現物合わせの寸法取りの状態ですが使用には問題なく遊べております。
見栄えが悪いので寸法取りが終了したら再制作するつもりです。

船は色々考えたのですが一人艇はスピードはでると思いますがスペース的に大幅な加工が必要なので今回はパスしました。


私からの質問ー2)船底に座ると結構足が上になって問題ないですか?

mm さん回答ー2)

おっしゃる通り着座位置は水面下にすることもできます。
ペダル位置はおしりから大分上がり自転車のリカンベント状態ですが漕げます。
私がフォールディンクのシットイン艇で足漕ぎしたかった理由はバイク移動とシットオン艇の着座位置が高くてしっくりこないためです。
最近のホビー艇はほとんど着座位置の高いシートを採用して漕ぎ易くしていますが。




私からの質問ー3) バイク移動はどうやって?

mm さん回答ー3)

画像添付しました。
(椅子は)バイク移動を考えると今のところこのキャンプ用の折り畳み椅子かなと思い使用しております。




当初はウエルを取りはずして運搬していたのですが組み立て時間短縮のためやめました。
通常に比べ多少窮屈ですが大丈夫です。

私からの補足>> バイクは屋根付きのスクータ・タイプのバイクだそうです。 すごい!!



****** 以下は制作過程についてのご説明です *********

制作過程は2年程前にミラージュドライブを入手後、船体布に取り付けするための部品(アルマイト製)の制作をしましたがほぼ完成時にホビーのインフレータブルカヤック(iシリーズ)のミラージュドライブ取り付け部品(PVC製)を購入できましたのでそれを使用することにしました。

後はそのドライブ取り付け部を囲む様にパイプ(ホームセンターで見つけた銅製の水道管の組み合わせ)を制作しただけです。。

ミラージュドライブの取り付けはほぼ問題なくできておりパドルで漕ぐより速度が出ていると思います。
ただ船体はリブやコーミングなどを自作しているのでまだ制作途中です。












加えて私の方から、「どうやってミラージュドライブのウエルを船底に水漏れしない様に取り付けてるのか?」を質問しました。
ご回答を要約すると、「ウエルを直接船底のスキンに接着するのではなく、板を介してボルトじめでパッキンを挟み込む感じ・・・」と私は理解しました。
mmさん、合ってます??


いやー、いろいろ妄想・想像するだけなら私も過去しましたが、なかなかここまで実行に移すのは大変と思います。
素晴らしいです!
私も最近行動力が落ちてきているので、見習いたいと強く思ったのでした。

mm さんによると、まだ工作途中のところも多いとのことなので、今後の進化が楽しみですね。


  


2014年07月21日

パジャンカくんでキス釣り ーその2

久しく間があいてしまいましたが、またキス釣りです。

いざ海岸へ。
前回の反省をいくつか踏まえて、今回はめんどいことはやめ。 
ドーリーやソフトクーラーは船内に納めるずに、リヤデキにそのまま括り付け。






また、前回はお尻が痛くて仕方がなかったので、今日は青いウレタンのクッションを。これは100円ショップで買った水泳のビート板です。



あとわかりにくいですが、コックピット直前のデッキにはパドルフロートの空気を抜いたのを挟んでとめています。これは、釣り針がデッキの布にひっから無い様に予防策。なんいしろ前回は何回も針が刺さっていらいらしましたから。

出撃時間が少し遅すぎたので、時合がすぎていました。
ちょろちょろしか釣れませんが、たまにはいいサイズがかかり、手ごたえは楽しめます。



暑いので、ついつい保険で用意した「ノンアルコール・ビール」に優先的に手が行ってしまいます。
アルコールゼロなので、酔うはずはないのですが、不思議と気分は本物ビールを飲んだ時と同じでいい気分です。
(朝から・・・の罪悪感からか?)




まあ、そんなこんなで二時間ほど楽しんで沖あがりとしました。






家に帰って、おかたずけのあと、久しぶりにアドベンチャー・アイランドにかけたシートを開けて眺めてみます。
やっぱりこの船はいいなー。

ファルトボートもいいところはあるんですが、やっぱりAIの機動性、スピード、足の長さ、風を受けて進む爽快感、そしてハンモックを広げた際の広々感は何物にも代えがたいものがあります。
なんとか早く復活させたい。
そのためには、新たな運搬手段を考えるか、船長を短くする「船体2分割化」しかありません。

超安価なぼろ車を買って、月極め駐車場を借りることも考えましたが、嫁に話をする勇気がありません。きっと殺されるでしょう。一方、2分割なら嫁には関係なし。

2分割するなら、このあたりでしょうか・・


理想的には、フロントハッチのすぐ後ろ・マストの直前です。
ここなら、バウを約 1.3m 短くできるので、全長は3m 台におさまり、小さい車でも運べる長さとなります。



船体の中はこんな感じ。
マストの補強がありますが、果たしてここで切断したら強度的には大丈夫か?
安全をみると、すこし不細工ですが、フロントハッチの途中で切るのが工作的にも楽でしょう。

ああ。。悶々と悩みます。
いったん切ってしまうと、もう失敗は許されないのですから・・・









  


2014年06月15日

コンパクト車載の研究

昨日は一応必要な荷物をすべてロードスター君に車載はできましたが、どうも今いち満足できません。
特に助手席に荷物満載はスマートさに欠けます。
これをなんとかすべく、今日自宅にて再度「コンパクト車載」の研究です。


まず空のトランクはこんな感じ。





水滴が垂れてもよい様に、カヤックについてきた純正のキャリング・バッグを先に入れてみますが、どうも納まりが悪く、これは没。





キャリング・バッグは外して、まず木のフレームだけを積みます。
まだ隙間があります。





あと積むべき荷物は以下。
ズボンカバー、ぼろ毛布、カート、パドルフロート、ビルジポンプ、ボガ、タックル・ボックス、座席シート、そして一番かさばるライフジャケットなど。





順番に詰め込んでいきます。
パズル見たいに、隙間を有効利用。




最後に毛布で完了。



ほぼぴったりです。
えへへ。



さて、最後の大物、艇体スキンは助手席へ。
これは昨日はトランクでした。
つまり、スキンとその他の小物の積み場所を入れ替えたことになります。

防水バッグ(昔買った手漕ぎゴムボートについていた袋)に折りたたんで助手席の後ろに押しこめば、だいぶすっきり。





外観パッと見は、何も積んでいない車と変わりません。
実際の釣行時には、あと釣竿、パドル、ソフト・クーラー、その他貴重品袋くらいを助手席に置けばOK.
あ、昨日はキス釣りなのでいらなかったけど、「たも」はどうしよう?  これも助手席か。

以前の車では、普段、車を荷物置き場にしていました。
ロードスターの場合、車体の軽さメリットがスポイルされる気もしますが、普通に乗る分には殆どわかりませんでしたので、当分これで行きます。

積みっぱなしのメリットといえば、思いついたらそのまますぐ釣りに行けることでしょうか。

懸念は撤収時。
水に濡れた荷物の処置。
艇体は防水バッグなので助手席でも問題なしか?
その他は「ごみ袋」に入れてしまえば、行きと同じ要領で搭載できるかも。

まあ、実際にやってみないとわかりませんが、とりあえず次回はこれでやってみることにします。



  


2014年06月14日

パジャンカ君でキス

さて、今日はシー・パジャンカ君を使ってのキス釣りです。
車はおおよそ荷物が積めない代表格の、ロードスターです。

トランクに船は積み込みましたが、ほかの荷物は助手席に山積みです。
釣竿も分割するのが面倒なので、車の屋根をオープンにして助手席に斜め積みです。
何かアンテナみたい。

早朝の車の少ない道路をオープンで走るのは気持ちがよく、いかにもお休みを楽しんでいる感が盛り上がり、なかなか良いです。

海岸の駐車場に到着。



車の横でぼろ毛布を広げて、そのうえで船を組み立てます。




準備完了。



昨晩家で組み立て方の練習はしてきたので、迷うことはなかったのですが、それでもすべての準備に約35分かかりました。FRPシーカヤックのエスプリ君なら、15分で済むところですが、やっぱりフォールディング・カヤックは時間がかかります。仕方がないですが、「いらち」の私としては、朝の海目の前状態では、ちょっとつらいところです。


久しぶりの早朝の海岸。気持ちよし!!



出発。
安定性はとてもいいみたいです。
スピードはFRPシーカヤックには劣りますが、まずまずです。




キス釣りの前に、いつものポイントで少しシーバスのご機嫌を伺うことに。
まずミノーで狙おうとしたところ、あらら、デッキのスキンにミノーの針が二本突き刺さってしまっています。



返しをつぶしていなかったので、簡単には抜けそうにありません。
仕方なく、このミノーはいったんあきらめて、スペアと交換。
やっとキャスティング。



しかし残念ながらあまり生体反応がありません。
シーバスは早々にあきらめて、今日の本命、キス釣りに移行しました。

岸よりの浅い砂底の場所を探っていきます。
エサは石ゴカイ。

やがてプルプルと気持ちのいい当たりとともに、そこそこのサイズのキスが上がってきました。
とてもうれしいです。




船の安定もいいことだし、足をデッキ上に投げ出してのだらけモードに。




約2時間ほどで夜のおかずには十分な数が釣れました。
あまり暑くならないうちに沖上がりです。




写真はありませんが、撤収は組立より少し早いくらい。
でも水にぬれた機材を車に積み込むのがちょっと面倒でした。
もう少し工夫がいりそうです。

さて、最後に新しい船の感想ですが、いい点は:

1)コンパクト。 ロードスターのトランクにすべて収まる。
2)色も目立っていいかも
3)意外と組立は簡単。なれればもっと早くできそう。
4)安定は抜群。
5)船内の奥にはけっこうな荷物がつめそう
6)リヤのデッキがフラットで、ソフト・クーラーやスペアのパドル、釣竿、ランディング・ネットなどを搭載に便利。

一方、いまいちの点は;

7)やっぱり組み立て/分解はめんどう。FRP一体型カヤックに慣れたひとは、少々いらいらするかも。
8)直進性が意外と悪い。逆によく曲がる。私としてはラダーかスケグがほしい。
9)お尻がいたくなった。座席の改善必要。
10)スキン材質に、やたらと釣り針がひっかかる。
11)風に流される傾向有。

こんなところです。
特に8)が気になりました。
以前、デスペラードというFRPのシットオン・カヤックを購入しましたが、それと似た感じです。デスぺラードの時はラダーを後付したらかなり改善したので、パジャンカくんにもそうしましょうか・・・
幸い、リヤのデッキはフラットなので、木製の板を縛り付ける工作はできそう。そこを土台に市販のラダーを取り付けることはそう難しくはなさそうです。操作ケーブルも、コーニングの後ろから船内に取り入れることもできそうですし、船内の工作もフレームが木製なので工作は容易そうです。

また、9)のお尻対策は、なにかもっといい座布団を探せば改善しそうです。

あまりこれ以上お金はかけれないので、安価な改善方法を考えていきたいと思います。









  


2014年06月11日

軽短小への挑戦 -その2

中古で購入したフォールディング・カヤックが家に到着しました。
予想より一日早いです。

キャリング・バッグの大きさは、約1mx0.5mx0.3mです。
想像よりちょと大きく、残念ながらバッグ収納のままではロードスターのトランクには入りそうもありません。



早速開梱。





フレームはみんな木製。
積み上げと、キャンプファイヤー用の薪みたい。
火をつけるとよく燃えそうです。




スキンはまだきれいでしっかりしています。





船底の傷も少なくよかったよかったです。




さて、早速ここで予定の挑戦です。
ミニサイズのロードスターのトランクに、スキンとフレームを入れてみます。
バッグに入れた状態では真四角なので、幾分不定形な出っ張りがあるトランクには収まりません。
でもフレームをうまく配置すればなんとか入る余地がありそうです。

何回かトライするとこの通り。
ぎりぎり収納できました。




実は小さいリブが二枚入りきれなかったのですが、運転席の後ろに押し込めました。
かなりきわどいですが、あとはパドル、ライフベスト、釣竿などを助手席に積めば、なんとロードスターでもぎりぎり海に出れそうです。

今週末、天気はいかがでしょうか・・・。


翌日の追伸です:
再度トランクの中の船を全部取り出して、少し順番を入れ替えながら再度積み込んでみました。
あ~ら不思議。 今度はちゃんと全部トランクに納めることができました。
コツは、車のトランクの形状に合わせて、うまく隙間を埋めていけるように部品の積み方の順番を考えることです。
うまくいって、よかったよかった!






  


2014年06月08日

軽短小への挑戦

今週末にかねてから待っていた、新しい車が家に来ました。
マツダのロードスターです。
新車はとても買えないので、かなり走ったそれなりの年式の中古であります。


以下は新車イメージ図 ♡ 残念ながら我が家の玄関先ではありません。




座席が2つしかない、オープンカーです。
もちろん雨の時はしまってある屋根を出して使いますが、オープンが魅力。
また、トランクはミニマムで、キャリーバックが二つは難しいくらいのサイズでした。





死ぬまでに一度、こんな車に乗ってみたい・・・ 
あまりぐずぐずしていたら、足腰立たないおじいさんになってしまうので、「えいや」です。

一方、手持ちの愛艇、アドベンチャー・アイランドや、シーカヤック・エスプリ君は、このままではとても運べません。
トレーラー導入、またはカヤック二分割化を解決策オプションとしていまだ検討中ですが、そうそう簡単には実現しそうにありません。

そこで、いったんそれまでの間の暫定策を考えることにしました。
なんせ、去年の今頃はキスが釣れはじめていたはず。早く海にいきたいのです。

前置きが長くなりました。
暫定策として採用したのが、フォールディング・カヤック導入です。
これも費用が足りないので、オークションで安いのを探してやっと購入しました。

機種は「シー・パジャンカ」です。
十数年前(もしかしたら二十年以上まえかも)に発売された国産の艇と記憶します。
「シー」のつかない「パジャンカ」は知っていましたが、これは少し艇の長さを伸ばしたモデルの様子。
以下はネットで見つけた同モデルの写真です。



全長 4.7m  全幅 65cm 重量19kg
折りたたみ寸法 98x45x25 cm
フレームは ヒノキとカバの合板で、 組み立て時間10分~12分 とされています。

実物が手元にまだ届いていないのでなんとも言えませんが、うまくすると車のトランクに入るかも。
そうすると、新しい車で釣りに行けることになります。

ロードスターは近頃の超便利な軽自動車に軽く負けてしまう積載性です。
この 「最もカヤックフィッシングに適さない車」 を使ってどこまでやれるかの、「軽短小カヤッキング」へこれから挑戦していこうと思います。

うまくすると、あと数日で新しい艇が届きます。

来週末こそ、久しぶりにキス釣りに行きたいです。