2016年01月04日
アイランドをローイング仕様へ ーその1
正月休みのプチ実験として、新しいことを試してみました。
アイランドにローイング・リグを無理やり取り付けです。
実験ですので、お手軽な近所の K 池で。
人目に触れにくいブッシュの影で、こそっと準備。

まずは、オールをつける以前に、転覆せずに船に乗ることができるか・・・が関門です。
岸辺でそーっと乗ってみます。

ノーマルより、かなり腰高な座面なので、結構グラグラ・・・
それでも無理をしなければ取り敢えず座ることはできそうです。
また、座席がノーマルよりかなり前方になるので、そこも心配でしたが、バウの浮力は十分。
前後のトリムは問題なさそうです。
よし! ということで、次のステージへ。
ウイングとオールをつけてみます。



うーん、思ったより不格好な感じはありません。
むしろ黒いリグが機能的な感じで、かっこいいかも ?
そーっと水面に出て、恐る恐るゆっくり漕いでみます。
ここからは両手がふさがっているので写真はありません。
ちょっと漕いだだけで、「スーっ」と進んでくれる感じ。
インフレータブルやSUPボードの時と比べると、明らかに水の抵抗が少ない感じがします。
では、もっと力を入れて・・・と思ったところで、風が急に強くなってきました。
5m/s 以上で、どんどん流されて行きます。
まだ転覆しない様に恐る恐るしか漕げないので、うまく制御できません。
ちょっと残念ですが、今日は無理せずに岸にかえることにしました。
そうした理由のもう一つは、ライフジャケット。
いつものを着ると、オールを手前に引いた時に、グリップ・エンドがジャケットに引っかかってしまい、フル・ストローク出来ないのです。
これは前回インフレータブル・カヤックで試めした時からわかっていたことです。
スリムなインフレータブル式のライフジャケットなら問題ないのですが、今はCO2カートリッジ交換修理に出しており、手元にありません。
僅か10分ほどしか水面にいませんでしたが、まあ、実験としては収穫があったので良しとします。
改めて船を眺めてみると、やはり座席の高さが良くないです。

ガンネル上面から、目測15cmくらい上に座面がきています。
本来の座面は、ガンネル上面から約15cmくらい下ですので、合計約30cmは座面が上がったことになります。
風も収まらないので、さっきおろしたばかりの船をまた「えいや」と車に積んで、家に帰りました。


殆ど漕げませんでしたが、うまくすれば速く漕げる可能性を感じることができたので、自分的には良かったです。
今後の展開をどうするか・・・ ちょっと考えてみます。
おしまい。
アイランドにローイング・リグを無理やり取り付けです。
実験ですので、お手軽な近所の K 池で。
人目に触れにくいブッシュの影で、こそっと準備。

まずは、オールをつける以前に、転覆せずに船に乗ることができるか・・・が関門です。
岸辺でそーっと乗ってみます。

ノーマルより、かなり腰高な座面なので、結構グラグラ・・・
それでも無理をしなければ取り敢えず座ることはできそうです。
また、座席がノーマルよりかなり前方になるので、そこも心配でしたが、バウの浮力は十分。
前後のトリムは問題なさそうです。
よし! ということで、次のステージへ。
ウイングとオールをつけてみます。



うーん、思ったより不格好な感じはありません。
むしろ黒いリグが機能的な感じで、かっこいいかも ?
そーっと水面に出て、恐る恐るゆっくり漕いでみます。
ここからは両手がふさがっているので写真はありません。
ちょっと漕いだだけで、「スーっ」と進んでくれる感じ。
インフレータブルやSUPボードの時と比べると、明らかに水の抵抗が少ない感じがします。
では、もっと力を入れて・・・と思ったところで、風が急に強くなってきました。
5m/s 以上で、どんどん流されて行きます。
まだ転覆しない様に恐る恐るしか漕げないので、うまく制御できません。
ちょっと残念ですが、今日は無理せずに岸にかえることにしました。
そうした理由のもう一つは、ライフジャケット。
いつものを着ると、オールを手前に引いた時に、グリップ・エンドがジャケットに引っかかってしまい、フル・ストローク出来ないのです。
これは前回インフレータブル・カヤックで試めした時からわかっていたことです。
スリムなインフレータブル式のライフジャケットなら問題ないのですが、今はCO2カートリッジ交換修理に出しており、手元にありません。
僅か10分ほどしか水面にいませんでしたが、まあ、実験としては収穫があったので良しとします。
改めて船を眺めてみると、やはり座席の高さが良くないです。

ガンネル上面から、目測15cmくらい上に座面がきています。
本来の座面は、ガンネル上面から約15cmくらい下ですので、合計約30cmは座面が上がったことになります。
風も収まらないので、さっきおろしたばかりの船をまた「えいや」と車に積んで、家に帰りました。


殆ど漕げませんでしたが、うまくすれば速く漕げる可能性を感じることができたので、自分的には良かったです。
今後の展開をどうするか・・・ ちょっと考えてみます。
おしまい。
この記事へのコメント
スーッて進むのは気持ちいいですね。
私もオールつけてみようかなー
私もオールつけてみようかなー
Posted by たくちゃん at 2016年01月04日 14:26
まともに漕げる様な状態まで持っていくことができたなら、どうぞ一回試しに乗ってください。(いつになるか、わかりませんが。。。)
Posted by 小船が好き at 2016年01月04日 15:51
初めまして、とても面白いアイディアですね。
コメントは初めてさせて頂くのですが毎回色々と勉強させて頂いております。
自分はホビーのアドベンチャーを所有していますがアイランド化する為のネジ穴がありそれに木材で土台を作りサイドキックを付けております。
サイドキックの場所を艦首側か艦尾側に付けれれば安定するかもしれないという考えが思いついたのですがオールの可動域はどれぐらいになるかお教えくださいませんでしょうか?
それかカヤックスタビライザーシステムというフロートを後方につければ安定するかもしれませんね。
毎回、色々な事に挑戦されている事にビックリ致しております。
長文失礼致しました。
コメントは初めてさせて頂くのですが毎回色々と勉強させて頂いております。
自分はホビーのアドベンチャーを所有していますがアイランド化する為のネジ穴がありそれに木材で土台を作りサイドキックを付けております。
サイドキックの場所を艦首側か艦尾側に付けれれば安定するかもしれないという考えが思いついたのですがオールの可動域はどれぐらいになるかお教えくださいませんでしょうか?
それかカヤックスタビライザーシステムというフロートを後方につければ安定するかもしれませんね。
毎回、色々な事に挑戦されている事にビックリ致しております。
長文失礼致しました。
Posted by 四国三郎 at 2016年01月07日 02:09
四国三郎さん、
コメント有難うございます。
アドベンチャーをお持ちなのですね。アイランド化するためのネジ穴があるとのことですが、コクピット前後のアカをつけるためのところですね。実はつい最近までサイドキックを買って持っていたのですが、今回の試みを思いつく以前に、「もう使いそうにないな・・・」と売却してしまいました。後悔しきりです。ご提案の通り、アカの箇所の近くにつければ転覆はしないと思われます。オールの可動域はかなり広いのですが、そもそもオール長さが長いので、多分サイドキックが干渉しない様につけることは苦労しないと思われます。
サイドキックの代わりに、似た様なアウトリガーをアクアミューズ所有のお友達が自作されたので、それをまず借りてこの週末に装着してみるつもりです。
ところで質問です。アイランド化するためのネジ穴は、船体の裏側まで貫通せずに、メスネジが船体に埋め込まれているのでしょうか? 今私の船にはすでにその箇所にアカ固定用の金属部材がボルトで止められているのですが、もしボルトを緩めて外しても、船体内部でナットが脱落したりしないか、また再度ボルトを締めるときに、船内奥の方に手を入れて苦労しながらレンチなどでナットを固定し、その上でボルトを締める必要がないのか・・・を知りたいと思っているので教えてください。
コメント有難うございます。
アドベンチャーをお持ちなのですね。アイランド化するためのネジ穴があるとのことですが、コクピット前後のアカをつけるためのところですね。実はつい最近までサイドキックを買って持っていたのですが、今回の試みを思いつく以前に、「もう使いそうにないな・・・」と売却してしまいました。後悔しきりです。ご提案の通り、アカの箇所の近くにつければ転覆はしないと思われます。オールの可動域はかなり広いのですが、そもそもオール長さが長いので、多分サイドキックが干渉しない様につけることは苦労しないと思われます。
サイドキックの代わりに、似た様なアウトリガーをアクアミューズ所有のお友達が自作されたので、それをまず借りてこの週末に装着してみるつもりです。
ところで質問です。アイランド化するためのネジ穴は、船体の裏側まで貫通せずに、メスネジが船体に埋め込まれているのでしょうか? 今私の船にはすでにその箇所にアカ固定用の金属部材がボルトで止められているのですが、もしボルトを緩めて外しても、船体内部でナットが脱落したりしないか、また再度ボルトを締めるときに、船内奥の方に手を入れて苦労しながらレンチなどでナットを固定し、その上でボルトを締める必要がないのか・・・を知りたいと思っているので教えてください。
Posted by spk1jp
at 2016年01月07日 05:46

お返事頂きありがとうございます。
ご質問の事ですが、私は2014年の7月にサウスウィンドさんでアドベンチャーを購入しました。モデル的には2013年モデルだと思います。
ネジ山の件ですが、文章化するのが下手で的確には言えないのですが
ネジ山は貫通しておらず船艇に埋め込まれている形になっております。
ただ、このネジ径が少し特殊で大阪日本橋のネジ専門店でも丁度いいステンレス製の物がございませんでした。
ただネットで探していると水上スキー用ボードに取り付けるネジが物凄くよくできておりそちらを購入しました。すいません時間があれば探してみます。
余談ですが私も徳島南部でカヤックフィッシングをしております。初めは町の方から変人扱いを受けましたが慣れるとなんでもないみたいでした。
今はどうにかもう少し船速が速くならないか検討しておる所です。また気になることがありましたらコメントさせていただきます。
ご質問の事ですが、私は2014年の7月にサウスウィンドさんでアドベンチャーを購入しました。モデル的には2013年モデルだと思います。
ネジ山の件ですが、文章化するのが下手で的確には言えないのですが
ネジ山は貫通しておらず船艇に埋め込まれている形になっております。
ただ、このネジ径が少し特殊で大阪日本橋のネジ専門店でも丁度いいステンレス製の物がございませんでした。
ただネットで探していると水上スキー用ボードに取り付けるネジが物凄くよくできておりそちらを購入しました。すいません時間があれば探してみます。
余談ですが私も徳島南部でカヤックフィッシングをしております。初めは町の方から変人扱いを受けましたが慣れるとなんでもないみたいでした。
今はどうにかもう少し船速が速くならないか検討しておる所です。また気になることがありましたらコメントさせていただきます。
Posted by 四国三郎 at 2016年01月07日 18:16
四国三郎さん、
ネジの件ありがとうございます。メスネジ側が船体に一体にうめこまれていることを知ることができ、将来外す場合安心して作業できます。ネジのピッチは日本で一般的なミリ規格ではないとですと、米国製なのでユニファイ規格かもしれませんね。
徳島ですと、太平洋側ですね。波が荒そうですが瀬戸内海と違い広々とした感じがいいですね。
私も船速をあげることを色々試している今日この頃ですので、いいアイデアがあればまたお教えください。
ネジの件ありがとうございます。メスネジ側が船体に一体にうめこまれていることを知ることができ、将来外す場合安心して作業できます。ネジのピッチは日本で一般的なミリ規格ではないとですと、米国製なのでユニファイ規格かもしれませんね。
徳島ですと、太平洋側ですね。波が荒そうですが瀬戸内海と違い広々とした感じがいいですね。
私も船速をあげることを色々試している今日この頃ですので、いいアイデアがあればまたお教えください。
Posted by spk1jp
at 2016年01月08日 03:36
