小船が好き

昨日のプチ・ツーリングで、ちょっとした問題に気づきました。

ラダーを下ろさないと、クルクル回ってしまって進路がなかなか保持できない。
これは以前からわかっていたことです。
ラダーさえ下ろせば結構真っ直ぐ進むので、今までこれで OK と思っていました。

でも、いざ長距離を漕いで見ると、ラダー下ろしていても徐々に進路がずれてしまい、割と頻繁にラダーを手で操作して進路の微調整が必要なのでした。幸い、ラダー・ハンドルはスライディング・シートに座った状態ですぐ右手で操作できる位置にあり、操作自体はそんなに難しくはありません。
写真でいうと、ラダー・ハンドルは四角い木製の椅子のすぐ下です。



でも、そのためにはいちいち漕ぐのをやめて、左手でオール二本のグリップ部を同時に支えて、空いた右手でラダー・ハンドルを修正操作しなければなりません。ちょっとだけ面倒。

「そんなの、オールの左右の力バランスを少し変えれば簡単に微修正できるのでは？ 」と思われるでしょう。
私も最初そう思いました。
でも、いざやってみると、ラダーの効果が絶大で少々のオール操作では曲がってくれないのです。
曲がりたいけど曲がれない。
そのくせ、真っ直ぐにも走れない。。。。

訓練でもう少しましになりそうでもありますが、ここは工夫でなんとかしたい。
一案は、両足先でラダー操作できれば一番。
丁度、コブラ・ツアラーのラダーみたいに、足先だけの操作ができる機構を取り入れられないか？



コブラのラダーは、左右ともゴムでケーブルを引っ張っているので、足先で踏み込まない時は勝手にニュートラルを維持してくれます。
これがいいかも。

コンセプトはいい感じですですが、実機にうまく機構を取り入れられるか、少し考えてみたいと思います。
でも曲がらないで漕げるようにさえねれば、こんなことしなくて良いので、まずは訓練が先かな・・・？